人材採用時のポイント
人材をご採用される際にミスマッチを防止する為、押さえておきたいポイントを記します。
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業務内容について
シンガポールでは色々な人種の方が働いている為、各人の責任範囲を明確にすることはとても重要です。
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ポジション名について
行う業務と合わせて、ポジション名をつけることで、より本人のモチベーションを高める効果があります。
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福利厚生について
月給以外のさまざまな条件について事前に提示が出来ると候補者獲得の上では効果があります。
<例>
A. 賞与についての説明(過去実績など)
B. AWSの支給の有無
(※ AWSとはシンガポールの慣習で年間13ヶ月分の給与が保証される制度です。)
C. 初年度の有給休暇日数
D. 医療費補助の詳細
E. その他貴社独自の福利厚生・手当てなど
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求める経験、スキルについて
必須条件、尚可条件などを提示することにより、該当する候補者の絞込みが可能になります。
特にニッチなポジションでは有効です。
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給与について
採用者のスキルにより左右される部分ではありますが、事前に目安となる金額提示が出来ると候補者には安心感が出ます。
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就労ビザについて
シンガポール人、永住権保持者以外の採用となる場合は、就労ビザが必要となります。
Sパスの発行の有無については、企業様が発行枠をお持ちかどうかがポイントとなります。
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就業開始時期について
シンガポールでは、現職中の方からの応募が一般的です。採用が決定した後、現在の就職先へ退職届の提出を行い、入社の手続きを開始し、約1ヶ月~2ヶ月後からの勤務開始となります。
就労ビザ発給の手続きに時間を要することもありますので、予め、採用計画に入れておかれることをお勧めします。